こんにちは!タカタカです。
今日は、ボクが実際体験したお話をしようと思います。
現在、ミルクという名の猫(アビシニアン、5歳)を飼っています。
そのいきさつにはちょっとしたストーリーがあるのです。
いま、気持ちよさそうにお腹を膨らませながら寝ているミルクの横でこの記事を書いています。
ボクは元々、猫が好きだったかと言われると、どちらでもなかったんです。
そんなボクでしたが、いまとなってはミルクは大切な家族なんです。
ストーリー性をもたせるために、登場人物は架空の人物に設定し直してお話ししていきますね。
真冬の日差しが暖かなある日、美術学部の学生である明日香は、大学からの帰り自宅アパートの駐輪所で寒そうに凍えている小さな子猫を見つけた。
いわゆる日本的なの子猫ではなく猫好きではない自分にとっては、何となく洋風な感じを受けていた。
毛並みは美しく、目は大きく輝いていて、耳が大きかった。
その子猫は明日香を見つけるなり、みゃーみゃーと必死に鳴き声をあげた。
明日香がしゃがんで手を差し伸べると、ひざに頭をすり寄せて甘えてきた。
「親猫はどうしたんだろう・・・」
そんなことを考えながら明日香はその子の頭を撫でた。
もともと明日香は猫が好きというわけではなかったが、あまりのかわいさに子猫を見捨てることができず、自宅に連れて帰ることにした。
明日香の部屋は、彼女の芸術的な感性が反映された、暖かく居心地の良い空間だった。
壁には彼女の描いた絵が飾られ、窓からは春の日差しが差し込んでいた。
お腹が空いていそうだったので、とりあえず冷蔵庫のミルクをお皿に分け与えると、すぐさまぺろぺろし始め、瞬く間になくなった。
子猫は初めての環境に戸惑いながらも、明日香の優しさに触れて徐々に心を開き始めた。
明日香は子猫に「ミルク」と名付け、ミルクも明日香の声に反応するようになった。
明日香はミルクの飼い主を探すために、近所を探し回った。
しかし、ミルクの飼い主を見つけることはできなかった。
その間、ミルクは明日香の家で徐々に心を開き、明日香もミルクに心を開いていった。
ミルクは明日香の膝の上で眠り、明日香はミルクの小さな体が呼吸するたびに微笑んだ。
「なんてかわいいんだろう。このままミルクを飼ってもいいのかな?でもそれはこの子にとって幸せなんだろうか・・・」
そんなことを考えながらスヤスヤ眠っているミルクのお腹を撫でていた。
明日香はミルクの飼い主を見つけるために、SNSでミルクの写真と情報を投稿した。
すると返信の中にアビシニアンという猫種らしいという投稿があり、調べてみたらアビシニアンであることがわかった。
そして徐々にその投稿が地元のコミュニティで広がり始め、多くの人々がミルクの情報を共有した。
明日香はミルクの飼い主が見つかることを願い、毎日ミルクの様子を更新した。
ついに、ミルクの飼い主である美咲が明日香の投稿を見つけた。
美咲は小学校の教師で、ミルクが無事であることを知り、安堵した。
そして、明日香に連絡を取り、ミルクを迎えに行くことにした。
美咲とミルクの再会の場面は感動的だった。
美咲はミルクを抱きしめ、涙を流した。
ミルクも美咲を見て、尻尾を振って喜んだ。
明日香はミルクが本当の家に戻ることができたことをうれしいと思った
でも当然、ミルクとの別れは寂しくもあった。
「私にも懐き始めていたけど、ミルクのため。これでいいんだよね」
そう自分に言い聞かせて明日香はミルクを飼い主に渡し別れを付けた。
約1年ほどたって、美咲が明日香に連絡をしてきた。
美咲は明日香に感謝の意を表し、ミルクの最新の写真を見せた。
そこにはめちゃくちゃ大きくなって幸せそうにはしゃいでいたり、出産したらしく子猫におっぱいをあげているミルクの姿が写っていた。
よかったな、と安心していた明日香に美咲はある提案をする。
ミルクの子猫のうちの一匹を飼ってあげて欲しいと。
「いいんですか?」
「授乳期をすぎたらどの子が相性いいか判断してほしいんです。」
そういわれると明日香は喜んで、新たな家族を迎え入れることを決めた。
そして迎え入れた子猫。
当然「ミルク」と名付けました。
あれから5年・・・
ミルクは元気に育ちました。
いかがだったでしょうか。
嘘のような実話です。
仮名ではありますが美咲さんには今でも感謝していて、連絡をとりあったりミルクの写真を送ったりしています!
以上、ボクの愛猫「ミルク」のお話しでした!
ではまた!!
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